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  • 執筆者の写真EUREKA

できないこと・できること

1年ほどコツコツとレッスンを続けられている方のお話です。


80歳近い女性の方で、3年ほど前に股関節の手術(人工股関節置換術:THAってやつですね)を受けられてから、脚の付け根(股関節)を動かすのが難しくなり、足の爪切りができなくて困っていたそう。

また、お風呂で湯船に浸かるのも浴槽をまたぐ動きが難しくて3年間ずっとシャワーで過ごされていたそう。

しかも担当のDrに相談すると「風呂なんか入らんでいい。シャワーで十分」と言われたそうな・・・


上記2点をできるようになりたいとのご希望でレッスンを受けられるようになりました。

股関節の手術を受けると痛みは取れるのですが、どうしても関節の動く範囲(可動域)に制限が出てしまいます。

この方の場合も術後年数が経っていたこともあり股関節の周りはガチガチで、その部分の大きな変化は難しい様子でした。

が、動きを観察すると、脚を動かす時に骨盤や背骨を全く動かしていない感じだったので、座って脚を持ち上げる時に骨盤を後ろに、背骨を丸める動きを一緒にできるように進めていくことで爪切りはできるようになりました。(数回レッスンしたのちに)


「爪切り」というと日常の本当にちょっとしたことではあるのですが、お一人暮らしなこともあり人に頼むことができず、病院でお願いするのも申し訳ないし・・・ということでご本人は結構困っておられたそう。

とっても喜ばれていました。





長くなるのでお風呂編は次回に続きます

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