前回に引き続き、股関節の手術(人工股関節)をされた方へのレッスンの話。
今回はお風呂編です。
人工関節を入れてから「またぐ」動きを難しく、1度も浴槽に入れていなかったそう。
そのため冬になるたび何度も風邪をひいていたそうな。。。
はじめは足も全然上がらない状態で、確かに難しいな〜といった感じでした。
爪切りの場合と同様に、手術した股関節の可動域はそれ以上大きく広がりそうにない様子。
ということでレッスンでは、手術した脚を持ち上げる時に、反対側の股関節の動き、上半身の動きを使ってより動かせる範囲を広げていくというアイデアで進めてみました。
浴槽内のイスなど福祉用具もいくつか導入しつつ準備を進めて、寒くなってきた先月から無事浴槽に入れるようになったそうです。
ご本人は本当に嬉しかったようで、お会いするたび丁寧にお礼を言われます。
(頑張ったのはご本人なんですけどね)
爪切りにしろ、お風呂の動きにしろ、本来は病院のリハビリの仕事だよな〜、、、と思わないこともないのですが、
こういった「できないことができるようになる」場面に立ち会えるのはとても嬉しいですね!
良い経験をさせていただいて感謝です。
ちなみに我が家の風呂が先週から壊れていて修理待ち。
現在1週間ほど銭湯暮らしです・・・
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