レッスンを受けてくださっているクライアントさんにお話を聞いてみました。
今回はヨガインストラクター向けのレッスンシリーズ「身体のトリセツ」に参加していただいた Kazumiさんです。
いつも熱心に参加していただき、たくさん感想や質問もいただき充実した時間を一緒に作っていただきました。
Q1 ヨガのレッスンを教える上で、これまでどんな不安や悩み、課題をお持ちでしたか?
体の痛みを生徒さんから訴えられたとき、どうアドバイスしたらいいかわからない事がよくありました。
見立てや治療をヨガで行うつもりはありませんが、解剖や運動の基礎知識を分かっていた方が全然分からないよりはいいなと感じていました。
理学療法士の夫に質問することもありますが、結局どうすればいいのかに偏りがちで、なぜそうするのかは難しくて説明に付いて行けないモヤモヤ感がいつもありました。
Q2 今回このレッスンシリーズにご参加いただいた決め手はなんですか?
タイミングと内容。
Q1のようなモヤモヤをどうしたらいいかなぁ.‥と考えていたとき、タイミング良く講座案内に出会いました。
内容もピッタリでした。
Q3 今回のレッスンシリーズに参加されて、学べたこと・気づいたこと・変化したことはなんですか?
解剖、運動学の基礎をヨガの動きと関連付けて勉強できました。
全体的な概要を私の体感のなかで知ることができたのが良かったです。
専門的な詳細を分かる必要はなくて、おおよそこんな感じと頭と体で分かっていると、何かあったときに立ち戻りやすいです。
体はそのように動くよう出来ているのだと気づきました。
「型を作ろう」とすると余計な力が入って体感をキャッチしにくくなります。
型というより、その動きを利用して肉体の可能性を探索するという感覚でやると、脱力して自然と体が動き出します。
動き出すのを待ってやる感覚はヨガでは無かったです。
動きを小さくすることで観察は深まりますが、そこまで微細な作業もヨガではできてなかったです。
「そう動くようになってるよ」と体から教えてもらう感覚を持てるようになりました。
Q4 今回のレッスンシリーズで一番面白かったこと、興味を引いた内容はなんですか?
呼吸。
吸って吐いてのひと息のなかで、その呼吸から切り離して、お腹と胸をパタパタさせる(シーソー呼吸)。
そんなのできるかーあははーと、心のなかでウケてました(^^)。
このレッスンでは、呼吸が深くゆっくりに変化してとても気持ち良いです。
Q5 今回のレッスンシリーズでは解決できなかったこと・分からなかったこと・もう少し知りた いことはなんですか?
沖先生が関わっているクライアントのお話を聞けたらさらにうれしいです。
例えば、バレエダンサーさんが型にはまりすぎて不自由になっている、それをフェルデンクライスでどう指導してどう変化したのか。
レクチャーというよりは雑談になるのかもしれませんが、超初心者な私は、そんなふうに使われるのかあーとフェルデンクライスに対して興味深々になってしまいます。
Q6 今回の経験を、今後どのような形でいかせるでしょか?
自分が指導するとき使う言葉の選択肢を、フェルデンクライスのレッスンを参考にして増やしていきたい。
専門的な詳細ではなく私の経験を私の言葉でお伝えしたい。
体感を手がかりに思考・感情の観察を深めたい。
体感の観察がより繊細になると、思考・感情の気づきも良くなっていきますね。
自分自身にも言えますし、ヨガ指導にも活かしたいです。
Q7 このレッスンシリーズを、どんな方にオススメしたいですか?
ヨガ講師だけでなくヨガを実習されているすべての人
フェルデンクライス初心者
自分の肉体と向き合う静かな時間を持ちたい人
Q8 その他、感想やご意見があればお聞かせください
いろいろな仕事を終えたあとの平日の夜という事で疲れもあり、レッスン自体で気持ちもよくなったりして、頭がボーっとしながらの受講でした。
もっと質問や感想をその場で出せれば良かったですね。
お勉強であったはずなのですが、シリーズ終盤で脱力できるようになってくると、瞑想的な心静かな時間になっていました。
ありがとうございました。
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