先日記事を書いたゴルフ好きのクライアントさんとのお話の続きを少し。
フェルデンクライスのレッスンは基本的に「正解」とか「正しい動き」というものは提示しません。
まずは「自分がどうなっているか」「どうしているか」という普段の自分の動き方や癖を観察し認識することを大切にしています。
それがわかれば自ずと「どうすれば良いか?」がわかってくるので、そのプロセスの先に「自分のやりたい動き」が見えてくるのでしょう。
クライアントさんがお話されていたのもこの部分、
「世の中にいろんなトレーニングがあるけど、何が自分に合ってるかはわからないし、そもそも自分がどうやって動いてるかわかってないと意味ないですよね〜」
とのこと。 (今回のレッスンで言えば、体の左側が縮んでいたことや、右足にうまく体重が乗り切らなかったことです:一つ前の記事参照)
「自分のやっていることがわかれば、自分のやりたいことができる」
モシェ・フェルデンクライスの言葉です。
まずは「自分がどういう風に動いているか?」をきちんと知る。
シンプルなことですが、ゴルフに限らずすべての「上達」に必要不可欠なことですね。
Comments