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  • 執筆者の写真EUREKA

痛みにどう関わる?・体のイメージ

更新日:2019年11月23日


新しく関わることになったクライアントさん。

バスから降りるときに転んで、右肩から肘にかけてを打ち付けてしまい、それから3ヶ月ほど経つ今も痛みがひどくて腕が動かせない、という高齢の女性。

見てみると右腕はほとんど動かすことができず、手もパンパンに腫れて肌の色も赤黒くなっていました。

触れられるだけでも痛みが走るそうで、常に左手で右腕を抱えている状態。

整形外科に受診して骨折はなかったそうなのですが、湿布貼っといたら治るよ〜との対応だったそうで(ほんとかどうかわかりませんが)、その恨みつらみ(?)も含めて色々と痛みの訴えを興奮気味にお話されてました。



見た感じもしかしたらCRPSかな〜とも思ったのですが、とりあえずFIしてみました。

*CRPS:ざっくりいうと「原因不明の強い痛み」のこと。

僕の世代だと RSDって学生の頃に習ったもの(現在は少し定義が変わっているみたいです)だと思います。気になる方は調べてみてくださいね。


「触れられるだけで痛い」とのことだったので、仰向けになった状態で肋骨や鎖骨、首やお腹など腕とは違う場所に触れながらゆっくり呼吸を感じるところから始めます。

そうすると腕でなくてもどこか触れられるたびに息を止めてることに気づきます。

「息止めてますよ〜呼吸して〜なんなら口パクパクしといて〜」

なんて声をかけながら少し待っていると、左手で抱えていた右腕をベッド(フェルデンクライステーブル・要は施術台です)に降ろせるように。


なんかいけそうだな〜という感じだったので、今度は腕をベッドに置いたまま膝を立てて傾けたり、お尻を持ち上げたりして肩の部分で動きが起こるように働きかけ。

これも大丈夫そうで徐々に腕の緊張が緩んでくる様子が見えました。


もうちょいいけそうだな〜ということで・・・


と、次回に続きます。


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