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執筆者の写真EUREKA

癖に気づく・シンプルな動きとその裏側


フェルデンクライスのレッスン、一つ一つは何でもないようなシンプルな動きで成り立っていることがほとんどです。

(ATMの最後の方のムーブメントはとんでもなくエキセントリックな動きになることもたまにありますが。。それもレッスンの構成に沿って進んでいると自然にできてしまうことが多いのもまた面白いところ)


よく出てくる動きの一つが「膝を立てて床を押す」動き。


なんてことない動きですが、ATMでは声かけに沿って、F Iではプラクティショナータッチとハンドリングによるガイドに沿って、動き方とその意識の向け方を色々と試していきます。


同じように膝を立て、足の裏で床を押す動きでも、

・骨盤を転がすようにするのか

・重さを右に移していくのか

・立てている膝をどこに動かしていくのか

・足の裏のどこで押すのか・・・

などなどバリエーションは無限大ですが、色々と試すそのプロセスの中で、

・関係ないのに力を入れてしまう部分や

・思わず力んでしまうタイミング

・動きが止まっている場所

・息止めちゃってる!・・・

など様々な癖に気づきます。

そしてその癖から離れて見て動きを試す中で体全体が繋がり流れていくような「自分の動き」が見つかります。


テレビなんか見てると◯◯に効く!△△の運動!みたいなのがたくさん出てきますが、それが自分に合ってるかどうかはわかりませんよね。(うまく合ってればそれはそれで良いと思います)


動きにくさや慢性的な痛みなどの不調は、普段の姿勢や動き方の習慣や癖の積み重ねで起こっていることがほとんどです。

「映える」エクササイズではないですが、一見なんてことないシンプルな動きでもその中で感じたり、イメージしたり、意識を向けるプロセスを体験することが、案外自分の求めてる答えへの近道なのかもしれません。


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