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  • 執筆者の写真EUREKA

胸は張らない方が良い・ちょっとしたイメージとコツ

あけましておめでとうございます!

今日からレッスン始めてます。


2020年1発目のFIはいつも来てくださる常連さんだったのですが、年末くらいから左肩がなんだか硬くて腕を動かすのが難しいそう。

もともと頸椎症で左腕にしびれや動きにくさのある方なので、なんかの拍子に悪化したかな?と少し心配したのですが、レッスンの前に動きを見ていると、左の肩甲骨がやたらと後ろの内側に寄っている感じ。

レッスンで胸郭、肩甲骨あたりの関係を探索しながら、最後に立った時の姿勢のイメージの仕方を一緒に確認すると概ねスッキリして動きやすくなりました。


年末年始でいい姿勢をしようと意識する場面が普段以上に多かったみたいで、その中で胸を張る=肩甲骨を内側に寄せるイメージが強くなりすぎていたみたいです。

(首は良くも悪くもいつも通り)



いわゆる猫背の方に「胸を張れ」(=肩甲骨を内側に引き寄せる)みたいな声かけをされることが多いですが、これってほんと逆効果です。

猫背や前屈み姿勢は、肩甲骨が外に開いているのではなくて、上にあがっている状態。ついでに言うと鎖骨は下に下がってしまっています。

なので背骨を長く、体を起こしておさまりのいい位置を見つけるには、肩甲骨は下に、鎖骨は上に後ろに持っていくようなイメージを持つと効果的です。(言葉だけだとかなり伝わりにくいですが・・・)


胸を張る=肩甲骨を内側に引き寄せる、のは筋肉を常に働かせないといけないので、持続できないし、動きにくいし、肩コリの元です。



今日のクライアントさんも「これって普通の人みんな知らないですよ〜」と言われていましたが、一般的にいいと言われていることや「こうすべき」みたいな方法やイメージは案外からだの本来のつくりとは違っているものも多いですね。

こんなちょっとしたイメージやコツをレッスンを通して今年もお伝えしていけるといいなと思います。



「鎖骨を後ろの上に・肩甲骨を下に」には、例えばこんなムーブメントがスッキリします^ ^<