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  • 執筆者の写真EUREKA

腰の痛み・イメージの自分とホントの自分


少し前に知人のドクターからご紹介いただいて、FIを受けられているクライアントさん。


ある日突然ひどい腰痛と脚の痺れが出て、日常の動きも大変なご様子。

整形外科にも受診され診断名もついており、病院でのリハビリもされたそうなのですが、思うように良くならずご縁あってご紹介いただいたそうです。


いろいろお話しを伺っていると

「姿勢はもともとよくないんですよね〜。まあ今回のこととは関係ないと思いますけど」

とのこと。


いやいや、関係ありますから!

と思わず言ってしまったのですが、普段の姿勢や動きと痛みは密接に関係していますよね。


この方の場合は、骨盤が大きく前に出て、背中を大きく反らせた姿勢。

世のおじさん達によく見かける、いわゆるスウェイバックという状態。

特に腰の反りが強く、いつもこの状態でいるとそりゃ腰痛めますよ、、という感じでした。


この姿勢自体もなかなか大変なのですが、もっと重要なのはご本人がその姿勢に「気づいていない」こと。

お話ししていると「姿勢が悪いから胸を張らないといけない」という意識が非常に強く働いているようでした。


FIでは背骨や股関節の動きを中心に動きの繋がりや緊張を手放せる場所を探しながら進めていきました。


レッスン後立ってみると、足の上に骨盤・胸・頭、と、骨格で支えられる位置に近づいてきたのですが、その位置にいるとすごく前かがみに感じているようです。

この辺りのところがしっくりくるといいな〜と感じています。



レッスンを繰り返す中で、実際の自分の体の位置関係と、自分の感じ方やイメージがうまく一致すると、結果として痛みや動きにくさがぐっと良くなるケースをこれまで経験しています。

「どうなっているか」がわからないと、結局「どうしていいか」はわからないですから。 (この方も2回セッションして、痺れは残っていますが立ったり歩いたりなど随分動きやすくなられています。)


予防的な意味でも、そして痛みからの回復の意味でも、自分の習慣的な姿勢や動きに「気づく」ことはとても大切ですね。


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