「解剖学、勉強しないといけないけど、苦手なんだよな・・・」
身体に関するお仕事をされている方で、こんな思いを持っている方、実は多いんではないでしょうか?
かく言う僕もそうでした。
骨や筋肉の名前や起始・停止なんか全然覚えられず、学生の頃の解剖の授業は本当に苦痛で。
理学療法士として働き始めてからも苦手意識はずっと持ったままでした。
僕の中でその苦手意識がひっくり返ったのがフェルデンクライスのトレーニングでした。
トレーニングの中でたくさんレッスンを受けながら、動く・感じることを通して身体の本来の動きやおさまる場所がわかるようになる。
その状態で骨標本や解剖図を見るとなんて面白いことか!と。
あれだけ苦手だった分厚い解剖学の専門書も、今では暇つぶしに眺めるほどです。
解剖学以外にも言えることですが、自分にとって学ぶ面白さを感じられるかどうかは「腑に落ちる」かどうかにかかっているんだと思います。 頭ではなく身体で理解する。
体感を通して「腑に落ちた」知識は、実際にクライアントさんに向き合った時にいろんなアイデアをくれます。
僕の尊敬する方が
「問題は、それを知っている人にしか見えない」
と言われていたのですが、まさにそうで。
人間の身体が本来どういう位置関係で、どんな風に動くものなのか。
自分の感覚として持っていて初めて見えて・伝えられるのかなと感じています。
僕にとって「楽しく学ぶ」ことができた方法、「動く・感じる・理解する」のプロセスを詰め込んだのが
「身体のトリセツ」シリーズの講座です。
知り合いのヨガの先生からリクエストをいただいて始めたので、トピックスとしては反る動きや前屈などヨガに関連するものが多いですが、
身体に関する仕事、動きに関わる仕事をされている方にはどなたにも役立つものだと考えています。
実際に「ヨガのための・・・」と講座名に付けているにもかかわらず、これまで受講された方の3〜4割は理学療法士さんやフィットネストレーナーなどのヨガ以外のお仕事をされている方です。
12月15日(木)夜に、体験会を企画しました。
*無料です*
フェルデンクライスのレッスンを受けて、身体の仕組み・理屈も学べる時間です。
詳細は下記リンクをご覧いただければと。
きっと楽しいと思いますよ!
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